フルスクラッチ2作目は、人間(肉系)でいこうとゆうことで。初めてのことばかりだったのでえらい時間がかかりました。
これは、2001年コトブキヤ造形コンテスト立川に出展した作品です。
また、このために初めてピーターパンを見たんですが、あんなに面白いとは知らなかった。もう、ティンクがけなげでね。ピーターパンより存在感あるし(笑)。
コンセプトはあの独特の「ふわっ」とした感じをいかに表現するかでした。いやーしかし、髪の毛と服のシワはむずかしなー。これは数こなさないとうまくならんと思いましたね。今見ると、すこし堅そう(笑)。
でも、全体の空気感というか、空間表現はなかなか思い通りにできたと思います。
下の水紋は、旋盤でつくってクリアのレジンで複製とか考えてたんですが、そんな時間も機材もなく、(いまは小さな旋盤あり)ふと思い付いたのが、径の違うアクリルのリングを、円に切った鏡面のシート上に接着し、その間隔に、リングの上面がすこし顔を出すくらいにクリアの樹脂を流し込み、硬化後に、クリアブルーで塗装するという方法でした。これは簡単に出来たわりには思いのほかいい効果が出たと思います。
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